今から320年以上前の1690年(元禄3年)、雨宮孫右衛門が身延山への参詣の途中、
富士川支流、早川河原にて黒一色の石を発見し、これを硯にしたことが始まりだと言われています。
1784年(天明4年)、将軍に献上したことからその名が広く知られるようになりました。
角度や凹凸によって微妙に色合い変わる美しい黒や、しっとりとした独特な感触、
洗練された彫り師の技術、ずっしりとした重厚さが、永きに渡りファンを魅了し続けています。
雨畑硯の原材料となる黒石は、鋒ぼうと呼ばれる石の粒子が一定で墨おりがよく、
水持ちのよい、硯として最適な石質をしています。
石質を生かした、品格のある硯を作り続けることにこだわっています。
彫り、磨き、仕上げまで、全工程が手仕事のため、完成までに最低でも数日を要します。
日本人の感性に合った、石質を生かした「かたち」を追求しています。
是非一度手にとって、ご覧になってみてください。
店舗名 | お問い合わせ・住所 |
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峯硯堂本舗(組合代表) | 0556-27-0209 山梨県南巨摩郡富士川町鰍沢5132 |
雨端硯本舗 | 0556-27-0107 山梨県南巨摩郡富士川町鰍沢5411 http://www.amehatasuzurihonpo.com/ |
雨宮文明堂 | 0556-27-0222 山梨県南巨摩郡富士川町鰍沢5535-1 |
玉明堂本舗 | 0556-27-0038 山梨県南巨摩郡富士川町箱原80 |
栄寿堂 | 0556-22-0616 山梨県南巨摩郡富士川町駅前通り2-3-8 |